商品紹介
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大国酵素肥料シリーズ
私達大国酵素は「どなたでも手軽にできる有機酵素農業」に取組むお手伝いをいたします。
大国酵素肥料シリーズ01
大国酵素微生物肥料15kg入
『大国酵素微生物肥料』嫌気発酵させることで様々なバイオスティミュラント効果の高い成分が生成されています
①薬草粕をはじめ米・麦・大豆・トウモロコシなど様々な夾雑物とよばれる穀物類を原料に嫌気発酵させることで還元力の強いエネルギーの高い土壌改良材です。
②多くの畜産たい肥にみられるような酸素をたい肥に混入させて発酵させると好気性菌が盛んに働いて『酸化発酵』します。
たい肥の発酵に『完熟』という言葉がありますが、これは好気性菌の活動が収まった状態をいいます。つまり微生物の餌がたい肥の中に無くなった状態、有機物が分解しきった状態のことで、完熟といわれる有機物を土壌に施しても微生物の餌が無いので土壌微生物の繁殖や活動には役に立ちません。微生物にとって栄養値が低くエネルギーも低い、このような有機物を土壌に施用しても土壌微生物が働かない状態では生産性の向上には役立ちません。
大国酵素が嫌気性発酵にこだわるのは栄養値が高く、エネルギーも高い状態の発酵有機物を土壌に施していけば土壌が還元されることで微生物が活発に活動し土壌環境が良くなり生産性の向上が図れるからです。
③夾雑物の出どころは食用油を搾る工場やペットボトル用のお茶を製造する工場からの有価有価物です。少し前までは工場から出る廃棄物を産業廃棄物と称しイメージが良くありませんでしたが近年は法に定められた方法で適切な処理方法で工場から出る有価有機物が有機肥料になっています。
下記の写真はそれぞれの工場から出た穀物類の有価有機物です。写真のように発芽しているのが分かります。これらの有価有機物には生命力がある証拠です。
生命力のあるこれらの原料を使用しているから還元力の高いエネルギーの高い発酵有機肥料ができるのです。
④昔から菜種粕という有機肥料があります。50年以上前の菜種粕はその製法上まだ栄養を多く含んだ脂ぎった有機肥料でした。それが近年の菜種粕はヘキサン法といわれる一滴残らず油を渋り獲る方法が用いられているため栄養の無い本当の粕の状態です。名前こそ昔も今も同じ菜種粕なのですが中身がすでに違っており有機肥料を施しているのに小動物のミミズが増えない土が団粒化にならないなどの現象が起こり生産性の向上につながらないことになります。
人の生活に利用される食材の残り物が有機肥料として昔から農業に利用されてきました。しかし近年科学技術の進歩と共に栄養値の少ない有機物が多くなっています。先ほどの油粕類もそうですし骨粉類も栄養を搾り切った状態の物が多く有機肥料栽培にしては甘味や酸味が足りない香りや色艶が出ないなどがあげられます。
⑤近年は大雨や猛暑など、温暖化による異常気象が常態化しています。そんな中、施用(散布)によって作物を環境ストレスに強くするバイオスティミュラント(植物刺激剤)の研究が日本でも2018年頃より盛んに研究されています。私達の大国酵素肥料も穀物類や薬草類などを嫌気性発酵させることでバイオスティミュラント効果の高い物質を多く含んでいます。私達は有機物を嫌気性発酵させることにこだわり40年近い時間を注いできました。
これまでも様々な有機肥料を基に嫌気性発酵させると『連作障害が改善される』といった良い結果がいたるところで検証されてきました。
近年の研究がこれまでの私たちの経験知の裏づけを摂ってくれた形となり、生産者さんの土壌を還元させることで生産性向上のお手伝いができます。
大国酵素肥料シリーズ02
大国酵素2号肥料地力アップくん15kg入
『大国酵素微生物肥料』嫌気発酵させることで様々なバイオスティミュラント効果の高い成分が生成されています
光合成によって炭水化物がつくりだされ、これをもとにたん白質や脂肪などさまざまな物質が植物体内でつくられます。植物からつくりだされた、これらの有機化合物を地球上の全ての生物が体内でゆっくりと酸化させたり還元させたりし、これによってできるエネルギーを生命活動に使っています。
これらの物質の循環(炭素・窒素循環)を担う物質が糖・たん白質・脂質の三大栄養素およびビタミンやミネラルを含めた五大栄養素です。これらの栄養素は人間・動物および微生物や植物まで全ての生物にとって必須の成分で共通する概念だと私たちは考えています。
私たちはこういった考えを基に有機発酵肥料の原料から吟味し、土作りを原点に農畜産物の生産から流通に至るまでを応援いたします。
大国酵素二号肥料の仕様
この肥料は『作物の糖質と脂質を高めることで、収穫物の味や香りを高め秀品率を上げる』事を第一の目的に栄養成分を構成しております。また微生物と酵素の力で肥料としての働きだけではなく土壌改良としての働きもかねた肥料ですから、粗悪なたい肥等との併用は無用です。
施用すれば光合成が盛んとなり収穫物(果実・葉・根)の炭水化物の蓄積が多くなります。
炭水化物の割合が増せば比例して収穫物の含水分量も増加するので収穫物に重量があり、味や香りの高品質な収穫物が得られます。またこの肥料は純天然の有機物に電圧(電子)処理を施して嫌気発酵させていますので、植物に吸収された後も植物体内の細胞を傷つけることがありませんので時間経過と共に追熟がよく、収穫物の腐敗が少なくなります。
施用後の土壌中での無機化率
大国酵素二号肥料の炭素窒素比は「8」と一号肥料に比べるとやや遅効性ですが、非常に土壌微生物に分解されやすいので、施せば即無機化して作物に吸収されやすいエネルギーに変換されます。
大国酵素肥料シリーズ03
大国酵素薬草たい肥ドライ15kg入
『薬草たい肥』還元力の強い薬草(生薬)で酸化した土壌を還元させる
①薬草たい肥とは、漢方薬製造の製薬会社が薬草から『生薬』を抽出した後の絞り粕で、薬草100%の有機物です。
②薬草たい肥の中には百種類以上の薬草類が含まれています。薬草の部位としては葉・茎・根・実など植物体すべてが含まれています。
③薬草からの『生薬』の抽出方法は、温湯による方法とアルコールによる抽出方です。したがって漢方薬残渣には懸念される化学物質は一切使用されません。
④薬草絞り粕の発酵方法は一次発酵(好気性菌による高温発酵)➡二次発酵(嫌気性菌による低温発酵)の過程を得ておりますので雑菌等が抑制されております。なお一次発酵で高温にすることで雑草の種も抑圧されています。
⑤漢方薬は生活の中で人が酸化することで病気になった時に服用する薬で『還元力』の強い有機物です。農業の現場でも化学肥料や酸化発酵させた畜産たい肥を使用することで土壌が酸化しており、土壌の酸化が『連作障害』です。有機物の中でも土壌改良となる還元力のある良い資材が沢山ありますが高価であったり成果が出るまで年月がかかるなどの難点がありますが、この薬草たい肥は安価で効果が即効的で土壌を還元させエネルギーを高めることができる資材です。
⑥発酵温度は一次発酵で80℃前後が20日前後で経過し、後徐々に温度が下がり二次発酵に移行します。
二次発酵では43℃以下の発酵温度で6ヶ月以上の時間を掛けて薬草たい肥が完成します。一次発酵の時間が20日前後と短いためにミネラル成分が消耗せずに多く残っているため施用すれば香り色艶など農産物の品質を高める働きがあります。
⑦漢方たい肥の主体が薬草なのでC/N率(14.0)も低いため土壌混入後も速やかに分解が進むために窒素飢餓も少なく短時間で土壌改良が進みます。
⑧(株)大国酵素の試験農場(大国ファーム)での検証実験では、薬草たい肥は様々な粗大有機物に比べ腐植の蓄積が早いことが実証されています。
薬草たい肥を施用すると6ヵ月足らずで腐植に変わるので土壌の電位が上がり地力を向上させます。
⑨窒素・リン酸・加里の主要栄養素の含有成分が少なく、微量要素が多いので多施肥しても作物の生育障害を起こしません。
⑩薬草たい肥は多くの生産者がこれまでに施用した事のない有機物の一つです。土壌中の様々な種の有効微生物群を繁殖させるためには、様々な微生物の餌となる有機物を施さないと微生物相は豊かになりません。これまでに施したことのない薬草たい肥を施すと土着菌の活性に有利に働きこれまでに生存していなかった有効微生物群の繁殖が図れます。
大国酵素肥料シリーズ04
大国酵素アミノ濃縮液肥 20kg入
アミノエキス濃縮液肥・土壌の還元力を高める大国酵素液肥タイプ
①この液肥は大国酵素微生物肥料をベースに糖蜜と薬草・穀物を加えて培養液内で6ヶ月以上嫌気性発酵させたものです。
②穀物類は(玄米・麦類・大豆・トウモロコシ他)12種類、薬草粕(100種類以上)、魚粉、アミノ酸チロシン、海藻、白粘土、食用油、ケイ素など還元力の高い炭水化物を主原料に酵母・乳酸菌・酢酸菌類により清酒や醬油と同じ醸造(嫌気性還元発酵)の手法を用いて6ヶ月以上発酵熟成させたものです。
③夏場の高温期でも発酵温度は43℃以上には上がらず低温でじっくりと発酵が進むので、微生物が醸す酵素と腐植酸が生きた状態で液肥の中に存在します。
④酵素や腐植酸は土壌の地力とされる蓄電能力を高める効果があるので化学肥料や酸化発酵の畜糞たい肥で酸化した障害土壌を還元させる能力に優れています。
また土壌中の栄養源の錯体効果が高まるのでミネラル成分をはじめ肥料成分の吸収が良くなり植物の色や香りが優れ、病害虫に抵抗性のあるエチレンなどの植物性ホルモンの生成も高まり植物がもつ本来の機能が発揮されます。